
子どもの入園、入学で必ずある持ち物
「クレヨン・クレパス」
同じようにみえるけれど、メーカーによって名前が違う。
なんとなく使い心地が違う気がするけれど、一体何が違うの?
この記事ではクレヨン・クレパス・パステルの違いを解説します。
クレヨンの歴史、クレパスの開発秘話についてもまとめました。
違いを知って、描きたいものや表現したいものによって使い分けることによって絵がぐんと描きやすくなりますよ!
かんたんクレヨン・工作教室@みのりたま - YouTube
2025年12月より、オンラインレッスンハイファイにてアートクラスを担当
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クレヨン・クレパス・ぺんてるパステルどちらも
オイルパステルのこと

3つとも原材料はおなじだよ
いきなり答えを言いますと、クレヨン・クレパス・パステルはどちらも原材料が同じ。
(ここで述べるクレパスはサクラクレパス社の商品名、パステルはぺんてる社の商品名を指します。)
顔料という色の粉に、それをまとめるつなぎの材料を加えて作られます。
油分が入っているため、海外ではオイルパステルとよばれています。

蝋(ワックス)は常温では個体、加熱すると溶ける性質があります。
蝋の配合が多いとかたくなり、紙の上を滑らかに滑ります。
そのため、クレヨンは線描きがしやすいよう先がとがった形になっています。
逆に、油分(オイル)が多いとやわらかくなり、紙に着色しやすく伸びが良くなります。クレパス(サクラクレパス)、パステル(ぺんてる)は面塗りが得意な画材で、
先が太い円柱の形をしています。


本来、クレヨンは油分のないかたい画材のこと

絵具(えのぐ)とよばれる着色画材のなかの一つがクレヨンです。
クレヨンは固形で棒の形をしていますので、棒状絵具(ぼうじょうえのぐ)
のなかのひとつ。

棒状絵具の中にはクレヨン・オイルパステル・パステルが含まれます。
海外でクレヨンは固くて、クーピーのような素材です。
日本で売られているクレヨンは、海外ではオイルパステルという扱いになります。
海外と日本の認識が違うので注意が必要ですね。
パステルとは
パステルといえば本来はオイルの含まれないチョークのような画材のことを指しますま
(オイルが含まれるものはオイルパステル)
さきほど、「ぺんてるのパステル」という商品を紹介しましたが、これはオイルパステルにあたります。
パステルという画材はあまりなじみのないものですが、描き心地はサラサラとしており、淡いやさしい色合いになります。

カッターで粉状にけずれば指で着色できるので小さなお子さんでも塗り絵を楽しむことができるのでおすすめ。

パステル画についてはこちらの記事にまとめました
日本のクレヨンの歴史

日本にクレヨンが入ってきたのは1915年頃。
当時の日本の図工教育は鉛筆や筆で線画が中心。
色も黒でした。
鉛筆の質が良くなかったため、芯がすぐ折れてしまい鉛筆削りに時間をとられることもしばしばでした。
クレヨンが輸入されるようになると、その扱いやすさから小学校の図画教材に採用されることになりました。

ただ、クレヨンは子供が扱いやすい画材ではあるものの、色をぬるには適さず線画が中心となりました。
パステルもありましたが、こちらは発色がきれいである一方粉状であるため紙に描いたあと色が落ちないように定着液をスプレーする必要があります。
そのため、開発されたのがクレパスでした。
苦情が相次いだクレパス

ただ、開発当初のクレパスは、夏は柔らかく冬は固くなるものでした。
そのため、かたさを変えて2種類販売したものの苦情が続出。
当時は交通機関が発達していないため、夏用・冬用がその時期にうまく行き渡らなかったためです。
その後、1928年に1年使えるクレパスが開発され、子どもたちだけでなく戦時中絵具が手に入らなかった画家の間に広く認識されるようになりました。
まとめ
クレヨンはもともと硬い画材のことです。
日本では油分を多く含むオイルパステルが主流になり、それをクレヨンとよびました。
伸びが良く、発色がきれい、画用紙にちゃんと色がつく、年数が経っても品質が落ちない・・それらは当たり前のものではなく、日本の図工教育のために当時の人達が失敗を重ねながら開発をしてくれたものです。
クレヨンが貴重だった戦時中では、お下がりを受け継ぐのが当たり前で、綺麗になくなるまで使われていました。
今では、短くなったからといってすぐに捨てられてしまいますが、短くなったものほど色が塗りやすいのです(横に倒して広い面をぬることができる)
むしろ、色を塗るためにプロの画家は初めからクレヨンを折って使うくらいです。
私も短くなったクレヨンがたくさんありますが、いつかそれらを加工して(熱で溶かして固める)オリジナルの色のクレヨンを作ろうと思っています。

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