動画を見ながら、サバンナの風景画を描くことができます。
夕焼けのきれいなグラデーションを描くためのテクニックを紹介。
また、夕日を背に立つ動物は影になって暗くうつります。
暗いからといってこげちゃいろ一色でかいてしまうとただののっぺりとした影になる。
この記事では、逆光のものをうまく表現するための便利なスプレー(テクニカルコート)についても紹介します。
あおぞらにうかぶ太陽・・あかで描くのは日本だけ?
みなさんは太陽を何色で描きますか?
実は、太陽をあかで描くのは少数派。
海外ではきいろ、しろ、オレンジで描きます。
日本では国旗の「日の丸」のイメージが強いこともあり、子どもたちの描く絵にはもれなくあかの太陽が登場します。
そもそもの太陽の色って何色
太陽の光は白色。
太陽の光には虹の七色があわさってできていますが、その光が混ざりあって白になるのです。
夕方になって、太陽がしずむころ。
夕日があかっぽくなるのは、太陽とわたしたちの距離が遠くなってもとどきいやすい「あか」がのこるためです。
サバンナの夕焼け 描き方のポイント
明るいところはあえて色をぬらない
建物がなくさえぎるものがない草原ではより太陽が存在感を増します。
夕焼けにそまる中にある太陽をきいろっぽく、一番あかるい所は画用紙のしろを残すことで表現しました。
動物を入れる場合は先に描く
今回の動画は、景色のみですが動物を入れて描いてみましょう。
その場合、動物を先に描いてから景色を描きます。夕日をバックにすると逆光になるので、描いた後で動物にこげ茶色をうすくかさねて表現します。
きれいに色をかさねるためのおすすめスプレーを紹介
はじめにぬった色をいかしながら、上から色を重ねるのはむずかしいです。
下の色とまざって、色がにごってしまう。
そんな時におすすめなのがこちらのスプレーです。
このスプレーをかけると、まさに上から色を【重ねる】ことができます。


使用した画材はこちら
色をしっかり混ぜたいときは、こちらのさくらクレパスが適しています。
ティッシュでしっかりこすってまぜるときれいなグラデーションが生まれます。
動物を入れて描く場合は、B4(257×364㎜)もしくはA3サイズ(297×420㎜)がおすすめです。
いっしょに描いてみよう サバンナの風景の描き方動画はこちら
動物の描き方動画はこちら