跡
クレヨン・クレパスで絵を描いていると、先にぬった色とまざって絵が汚くなってしまうことはありませんか?とくに、黒の使い方はむずかしい。
パンダやウシといった黒の生き物はどのようにかいたらいいのでしょう?
この記事では、黒い色のじょうずな使い方を紹介します。また、こすっても汚れにくくなる便利なスプレーもあります。
これで、あざやかなクレヨン画を描くことができますよ。
黒はむずかしい色
りんかく線を黒で描くおこさんが時々います。
上から別の色をかさねたときに、汚れのようにみえてしまう。
また、ほかの色との明暗差がおおきくて、りんかく線の主張が強くなりすぎるのです。
描き方①りんかく線をかくなら、こげちゃいろがおすすめ
下の絵をみくらべてみてください。
はじめに、りんかくの線を描いてから肌のいろをぬりました。
いろがまざってしまうのですが、くろの方が顔色が悪くみえませんか?
りんごあめの屋台の絵です。
薄汚れた屋台にみえてしまいます。
ウシを描くときも、こげちゃいろで全体を描きます。
その後でしろをぬります。
ぬったあと、模様の部分にくろをかさねていろを暗くしたら完成!


描き方②いろを定着させるスプレーをつかってみよう!
もうひとつ、便利なスプレーを使って描く方法を紹介します。
『クレパスワニスフィニッシュコート』
作品の最後の仕上げにかけて、長期保存のためのものですが、これをかけると色が定着するので他の色とまざりにくくなります。
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スプレーは透明です。
べたべたしていた表面が、あっという間にサラサラになります。


左と右の絵をくらべると一目瞭然です。
右は薄汚れたウシになってしまいました。
定着スプレーについてこちらにくわしくまとめました。
表面を保護してくれるので、作品をきれいに保存することができます。