クレヨンで七五三(5さい)の男の子を描いてみましょう。
5歳の男の子「袴着(はかまぎ)の儀」
平安時代には5~7歳の頃に、当時の正装である袴を初めて身に付ける「袴着(はかまぎ)の儀」を執り行いました。別名「着袴(ちゃっこ)」ともいわれるこの儀式を経て男の子は少年の仲間入りをし、羽織袴を身に付けたとされています。
当初は男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代に男の子のみの儀式に変わりました。儀式はまず天下取りの意味を持つ碁盤の上に立って吉方に向き、縁起がいいとされる左足から袴を履きます。また冠をかぶって四方の神を拝んだともいわれており、四方の敵に勝つという願いが込められています
男の子の袴の衣装
着付けの動画を見ました。
7歳女の子の着付けに比べたら、まだ簡単そうに見えます。
衣装だけでなく、小物があることも知りました。
扇子・・広げると末広がりになることから縁起が良いとされている
懐剣(かいけん)・・ちいさな刀、お守りの意味がある
お守り・・無病息災を願って
写真館で写真を撮る方も多いと思います。
カメラマンはなかなか大変です。
こどもは慣れない衣装(帯でぐるぐるまき)で不機嫌、立ち姿がだらしない。
当時、ウルトラマンにはまっていた息子は、写真撮るよといえば戦いのポーズでした。
常に見えない敵と戦っていました。
案の定かっこよく立つことができず、小道具(刀)を持たされご満悦になりようやく納得のいく写真が撮れたのでした。
使用した画材
七五三の着物のイラストの着色はこちらを使いました。
水彩絵筆のようなペンです。わざわざ絵の具を出すのが面倒くさい時に手軽に着色できます。
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クレヨンはこちら。顔や、着物の模様が細かいのでこちらの太さが描きやすいです。
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