ちいさなお子さんも描けるあさがおを考えてみました。
今回は、いつもとちがう『コンテパステル』というものを使います。
チョークのような形で、クレヨンクレパスより固めです。さらさらとした描き心地です。
そのまま線描きもできますし、粉状にして指でこすって着色もできます。
色の粉をゆびにつけてくるくると紙の上をすべらせると、なんともいえないやさしい雰囲気の絵になります。色を混ぜるのも簡単です。
ペンやクレヨンがまだ上手に扱えないお子さんは、指を使ってみるのも面白いですよ。
サクラクレパスの『コンテパステル6色セット』のBのセットです
以前は100円ショップ(ダイソー)でもパステルが売られていたのですが、見かけなくなりました。お手ごろな価格でいいものがないか、お店を探していてこの画材をみつけました。A・B・Cと3セット(6本入り)に分かれています。
AとBは落ち着いた色。
Cに鮮やかな明るい色が入っています。
店頭にはAとBしかなく、中身を確かめずに購入したのですが開けてみて驚きました。地味な色ばかりだったからです。
(コンテは下書きに使う役割があるため、地味な色が多いそうです。最近は鮮やかな色もでてきました。私が普段使っているパステルとは少し違うものだったようですが、同じ使い方ができました。)
画用紙にのせてみると、とても落ち着いた日本の伝統色のような色味で、あさがおの着色にぴったりでした。
普段だったら買わなかったであろう色ですが、買ってみてよかったです。
今度、Cセットも購入しようと思います。
今回、少し準備するものがあります。
茶こしや、チーク用はけは100円ショップのもので大丈夫です。
チークは画用紙に飛び散った粉末を払い落とすのにつかいます。
練けしごむは、同じく飛び散った粉末を吸着してくれます。また、着色したところをぼかしたり、薄くしたりするのに便利です。
パステル専用定着液は今回、こちらを使用しました