上野動物園のパンダ「リーリー」と「シンシン」が中国に帰っていきましたね。
パンダは人間に育てられているイメージですが、どうやら野生もいるそうです。
野生のパンダは中国にしかいないそうです。
ジャイアントパンダの生息している森は、標高約1,300mから4,000m、チベット高原の東端に接する中国北部から南部にかけての山岳地帯に広がっています。
生息地が広く失われた原因のひとつは、過去数百年で中国の人口が爆発的に増加し、もともとジャイアントパンダの生息地であった場所に、人間がやってきたためです。
かつて、ジャイアントパンダは今よりも標高の低い山に生息していましたが、今ではその大部分は開発されてしまいました。現在、ジャイアントパンダの生息地は、竹が育つ標高1,200~3,400mの高地に限られています。その生息環境は、竹が森の低層を形成しているチベット高原の東端、中国西部の温帯山地林です。しかし現在、その生息域は、大きく6ヵ所ほどの分断された山岳域に限定されています。
WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3562.html
※こちらのサイトの動物の写真とてもよかったです。
本来いるべき場所から人間の興味関心の為に日本に連れてこられたんだなと思うと、少しかわいそうに思いますが、動物園の方々はわが子のように大切に育てたはずですし、皆に愛されたパンダは日本で楽しく暮らしていたのだと思いたいです。
野生のパンダの寿命は20歳くらい、動物園のパンダは30歳くらいだそうです。2頭のパンダも長生きしてくれるといいな。
以前、パンダの描き方の動画を作成しました。
それを見て描いてくれた方の絵を紹介します。
「メルヘンパンダ」と名付けられました。
ぽわ~っとした表情がかわいい。妄想しすぎてササ落っことしそうです。
鉛筆で毛並みをととのえているので、描線がやわらかくぬいぐるみのような質感です。
よかったら、パンダ描いてみてくださいね。