サンゴは生き物ということを知っていましたか?
動いているイメージがないので、てっきり海の中の熱帯雨林くらいの認識ですよね。
サンゴは生物で、サンゴ礁はサンゴを主体に様々な生物が死んだ後のからだがもとになって作られる地形のことです。
サンゴはイソギンチャクやクラゲなどと同じ仲間で、毒の針を持つ動物です。
動物プランクトンを食べるし体内で共生している藻類によって光合成もできます。産卵をし、そこからプラヌラ幼生が生まれ自力で泳いで岩に取り付いて石灰質の骨格を作ります。サンゴの卵やプラヌラ幼生をねらってジンベエザメがやってきます。
サンゴが生きるためには塩分濃度の高いにごりのない、温かいきれいな海が必要で、海底まで届く光も必要だそう。
川から大量の土砂や淡水がはこばれてくる大陸の沿岸では生息できません。
サンゴを描くにあたり、上記の本を読みました。
見たことのないものを絵を描く前に、必ず本を読むようにしています。
頭の中でイメージを膨らませた方が、描きやすいです。