
ぺんてるクレヨンを使って、かんたんに楽しくひまわりを描く方法をご紹介しています。
花びらをまるく配置するのが少しむずかしいですが、うまく描けるコツをやさしく解説しているので、はじめてでも安心です。
🎨さらに、遠くにあるものと近くにあるものの色の塗り分け方や、葉っぱの葉脈をスクラッチング技法(引っかき)で表現する方法など、絵をぐっと立体的に見せる工夫も学べます。 🌞小さなお子さんはもちろん、絵が苦手な方や初心者の方にもぴったり! お孫さんとおうちでゆっくり過ごしたいおじいちゃん・おばあちゃんにもおすすめです。 紙とクレヨンがあればすぐに始められます♪
植物の緑に使ってほしい色 ふかみどりとはいみどり
クレヨン25色のセットには、ふかみどりとはいみどりが入っています。
この2つは16色セットには入っていないのですが、植物を描くには絶対入ってほしい色です。
特に深緑は自然の色に近いのですが、16色のセットでは色をまぜても同じ色は作ることができません。
遠近感を出すために今回この2色を使用しました。
近くにある葉っぱは色を濃く、ふかみどりをメインに。
遠くにある葉っぱは色を薄く、はいみどりをメインに。
近くの物は色の彩度(あざやかさ)が高い色をぬり、遠くの物には彩度が低いもの(もともとの色にグレーが混ざった色)をぬると、絵に遠近感が出ます。

花びらを丸く配置するのはとても大変
ちいさなおこさんにとってこれはとても難しい。今回はガイドになる線をかいて(ケーキのような形)から、対角線上に花びらを配置しました。
また、密集した花びらを描きたかったので、ギザギザに手を動かしながら周りをぬっていきました。たくさんの花びらがあっという間に描けます。

葉っぱにはスクラッチング技法を使ってみよう
竹串やつまようじを使ってひっかくことによって細い線が生まれます。
これが葉脈の表現にぴったりです。
クレヨンで葉脈の細い線を描くのはなかなか難しいので、こちらの技法をぜひ使ってみてください。
実は真ん中の部分も花の集まりだった!

ひまわりには2種類の花があって、私達が花びらだと思っている所は舌状花といいます。内側は管状花とよばれ、おしべとめしべがあり種ができます。
管状花は外側から咲き始め、内側の花が咲くころには種ができ始めています。
それにしても、1個の種からものすごい数の種を作り出すひまわりはすごいですね。
使用した画材はこちら
細かい描写には、細いタイプのこちらのぺんてるクレヨンが使いやすいです。
リンク
ざらざらしたスケッチブックとクレパスは相性がよいです。
やわらかい雰囲気になります。
リングタイプではなく、上が糊付けされていて簡単に1枚ずつ取れるスケッチブックもあります。リングタイプは24枚、糊付けタイプは50枚。
画用紙の質は同じで、しっかりとしています。
リンク
リンク
おすすめのスケッチブック、画用紙についてはこちらの記事にまとめました。