春の花といえば、すみれですが意外とすみれを見つけるのは難しいです。
散歩をしながら、いつも下を見ているので、危ないのですが、ようやく見つけたのがこれ。
ド根性すみれ
実はこれは昨年見つけたものです。
初めて見つけた時感動しました。
人通りの多い交差点だったのですが、ついついしゃがんで撮影。
今年もあるかな、とみてみたらありました!
「一年ぶり!今年も会えてうれしいわ」
とついつい話しかけてしまいそうになる。
どうしてこんなところにスミレ?
すみれの種には「エライオソーム」という白いものがついています。
それが栄養たっぷりで、それを目的にありがせっせとすみれの種を巣にはこびます。
種子は最終的に巣の外に捨てられるのですが、このようにしてすみれは子孫をあちこちにふやすしくみがあります。
こんなふうに、アスファルトやがけの間など思わぬところから顔を出したすみれは、ありによって運ばれたからだそう。植物の生きる力はほんとうにすごい。
以前紹介したこちらの図鑑は、図鑑というよりエッセイ、詩?
かわいいイラストに作者感性がきらりと光る文章が添えられています。
おすすめです。ぜひ読んでみてください。