ノートルダム大聖堂の展覧会に行きました。
2019年に火災により甚大な被害をうけ、フランス政府が総力を挙げて修復をしています。
この建築物は800年も前の熟練の職人が、緻密な設計の元作り上げたもはや芸術品。
その修復には様な分野の人々が携わる一大プロジェクト。気の遠くなる作業です。
私は、ステンドグラスが好きです。
大学の卒業旅行でフランスのノートルダム大聖堂に行き、その中にあった荘厳なステンドグラスに息をのみました。
バラ窓とよばれる円形のそのステンドグラスは、ひとつひとつに物語のような絵が描かれています。人間の生み出す「芸術」はすごいと思いました。
あまりに感動したので、翌日も見に行ったくらいです。
どうしてもバラ窓が忘れられない
家のリフォームの際(10年ほど前)、ステンドグラス工房に制作をお願いをしました。
「ノートルダムのバラ窓が理想です。予算10万で」
「無理です」(秒で)
ということで、デザインしていただいたのがこちらです。
お子さま連れの方へ
平日午前に行きました。お台場の科学未来館で開催されています。学校の遠足とみられる小学生の子どもたちがたくさん来ていました。
タブレットを展示物にかざすと、解説映像がながれます。当時の大聖堂の中に入り込んだゲームのキャラクターのような気分になります。
触って壊してしまうという展示物はないので安心ですが、タブレットを通しての鑑賞なので、本物を見るという本来の美術鑑賞とは少し違うなと感じました。