クレヨンで七五三(7さい)の女の子を描いてみましょう
7歳の女の子「帯解(おびとき)の儀」
鎌倉時代、着物を着る際に使っていた付け紐をとり、帯を初めて締める成長の儀式が執り行われていました。これが室町時代に「帯解(おびとき)の儀」として制定され、当初は男女ともに9歳で行われていたとされています。
「帯解(おびとき)の儀」は別名「紐落し」「四つ身祝い」などと呼ばれますが、江戸時代に男児は5歳で「袴着(はかまぎ)の儀」を、女児は7歳で「帯解(おびとき)の儀」の行う形に変わり、この帯解を経て大人の女性へ歩み始めると認められていました
着物はほとんど直線で、機能的に大きく手足を動かせませんからまっすぐな線を引くことが大切です。(すみません、今回描いた私の着物の絵は曲がっています)
また、着物の模様を描くのが大変ですね。
なかなかお子さんの晴れ着で無地はないでしょうから、華やかに見えて和のテイストを感じられる模様を考えました。模様が途中で切れていたり大きさを変えたりして配置してみてください。
着付けの動画を見ました。
コイルのようにぐるぐる巻きにされていました。
まず、5さい男の子とスタートからしてちがいます。
着物のまっすぐなラインを出すために、すでにタオルで巻かれています。
そこから着物をきせるたびにひもを巻いていくのですが、
「大人用のひもの場合は、さらに3周巻いて~」
「次に伊達締めを巻きます。大人用の場合はもう1周~」
「おはしょりをきめて伊達締めを~。次に帯と前板~。帯揚げ~。帯締め~。」
私が見た動画では9本くらい巻かれていた気がします。
ガッチガチに体が固定されるので、これを毎日着ていたらさぞ姿勢がよくなるだろうと思います。