私は、モザイクが好きです。モザイクとは石、磁器、貝殻、などをならべて装飾をしたものです。昔住んでいた実家は、お風呂・トイレにちいさなタイルが敷きつめられており、色とりどりのそれらを飽きずにながめていました。
板谷梅樹(1907-1963)はモザイク作家です。
陶芸家の息子であった梅樹は、陶片の美しさにひかれ、壁画をはじめ皿やネックレス等身近なものを制作しました。
東京六本木にある泉屋博古館東京(せんおくはくこかん)で2024年9月29日まで展示されています。
ノミをつかってくだかれた、ちいさなパーツがぎっしりとしきつめた作品は緻密に計算されたものだとわかります。作品に使われているタイル、磁器のかけらの色合いがとてもやさしく、昭和のなつかしい時代を思い起こさせます。
ひとつひとつの磁器のかけらがまるで宝石のようで、見入ってしまいました。
入口横のホールに天井までとどく大きな壁画が展示されていました。
梅樹の父である陶芸家の板谷波山の作品も展示されていました。
父の作品も絵付けがとても繊細です。
梅樹は大いにその影響を受けたのではないでしょうか。
①駅からの遊歩道がお散歩にぴったり
私は日比谷線「神谷町」で下車しました。
駅の近くに、スウェーデン大使館横にぬける大きな木のアーチが続く遊歩道があります。緑に囲まれながら、10分ほど歩くと美術館です。
②HARIOのショップにわくわくする。
美術館にHARIOのカフェが併設されていました。
HARIOといえば、コーヒーや紅茶の器具というイメージです。(ティーポットが家にありますが、中身がみえるし軽くて重宝しています)
カフェの中でガラス製のアクセサリーが販売されていて、ついついそちらに目を奪われてしまいました。ネックレス、ピアス、透明なガラスがキラキラとしてとてもきれいです。ガラスの靴ならぬガラスの指輪も。(めずらしいですよね)
目的が違うから!と買うのを我慢しましたが、かなり後ろ髪をひかれています。
買うのを10分くらい迷った指輪
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