17日は十五夜でした。
夜の散歩にでかけると、本当に月がぽっかり浮かんでいました。
なんとか、写真におさめたくて試行錯誤しましたがうまくいきません。
実際はこの3倍くらいの大きさに見えたのですが。月というより、星。
少しわかりづらいですが、木の下から空を見上げて、葉っぱを額縁代わりに撮りました。
私は、グーグルピクセルを使っているのですが、夜景モードにして、明るさやシャドウを暗く設定してとりました。そうしなければ、外灯のせいなのか空が青みが強くぼやけた色味になって月の存在感が薄れてしまいます。
こんなにスマホのカメラをいじったのは初めてでした。
※今までで使ったことのある機能は「消しゴムマジック」だけです。宝の持ち腐れ・・・
散歩をしているときれいな風景に息をのむことがあります。
その瞬間をなんとか留めたくて、写真をとるのですが後から見返してもその感動はよみがえりません。カメラの性能や写真の腕ももちろんあるのでしょうが、その景色に包み込まれるような、その場にいるような臨場感はありません。
あ~、だから人って絵を描くんだなとあらためて思いました。
私は抽象画よりも具象画(ぐしょうが・写実的)が好きなのですが、リアルであればあるほど(これって、写真でよくない?)と思っていました。
けれど、画家は自分の描きたいところを切り取って描いているはずです。カメラのフレームには映らない部分も、描きたいものの大きさも自由に変えてキャンバスに思いきり描いています。そして、それは写真でとったものとはやはりちがう。
ところで、具象画が好きとはいえ、好きな漫画家さんがいつのまにか背景がほぼトレース画(素材?)になっていると少し寂しいです。背景描くのが大変なのは百も承知なのですが、その漫画家さんの世界観にあっていなかったり、背景の描写が細かすぎて人物にフォーカスできない、話が頭に入ってこない。私だけでしょうか。
(偉そうにすみません)